20210120—スポンジの話
今日は佃・月島あたりを歩いてました。天気良くて気持ちいい。
注文していたフイルムが届いた。
バリバリ撮るぞー。見事にバラバラだ。
安価なフイルムもあるにはあるけど、せっかくフイルムで撮るんだから高性能なのを使った方がいいと思ってる。高いものだと、1本の値段で簡単なご飯食べられちゃいます。
さて、引き続きスキャンを進めていますが、ゴミが多い!
新しいネガから初めて、だんだん古いやつに来てるんだけど、自宅で現像始めた頃のは特にゴミが多くてやる気が。。
いま1本、取り込んで放置されてる。もうフイルムのクリーニングをした方がいいレベル。
これにはちゃんと理由があって、その頃はスポンジが適当なモノだったんですよね。
中断以前に使ってたものが見つからなくて、そのへんのスポンジで。ちゃんと水滴を拭き取れなかったり、スポンジがホコリを運んできたりと散々な様子。
写真用のスポンジはもう(ほぼ)売ってないです。そりゃあねえ。
Kingが昔販売していたものが中古市場で出回ってるくらい?
自家現像するなら必須のツールなのに、フイルムや現像液を扱ってるお店には、タンクやリールはあってもスポンジはない。ハサミ型のガラス拭きみたいなやつはたまに見ますね。
じゃあどうするのかっていうと、代用品に頼るしかないと思います。ただ、写真用にも使えるスポンジってかなり限られてるんです。
私ははんだごて用のスポンジを使ってる。たまたま高校で使ってたものがピッタリでした。これ。
はんだごて用のスポンジというと小さいイメージがありますが、大き目サイズのものもあるんですよね。普通のスポンジだと目が粗すぎてフイルムを傷つけるから、しっとりした感じのこのスポンジは向いてます。あと、こて台とセットでなく単品で買えるのもgood。消耗品ですから。
乾燥すると高野豆腐みたいにカチカチになるのと水持ちが良すぎるので、現像する半日前ぐらいに湿らせておく必要があるのはちょっと面倒。存在するだけでありがたいので、文句言っちゃいけませんかね。
ヨドバシが最近フイルムコーナーに温度計とか置き始めてる。モノクロフイルムの詳しい説明を書いたPOPとか、力入ってるなあって思います。その流れで、スポンジも置いておいてくれないかな。ドットコムで見てるけど、もう長い事入荷してない…。
今から自家現像始めたい!っていう人向けに書いたのと、フイルム写真用品が忘れられないことを祈って書いてます。せっかく美しいネガを作っても、水洗・乾燥でミスるとえらいことになる、という反省を込めて。