関東北部私鉄めぐり①
2020年11月の終わりに、関東北部の私鉄に色々乗ろうと思い立ち行ってきました。
というか、120フイルムのスキャンに入れていないので、紹介できる旅行がこれしかないっていうのが本音だったりします。
この旅行で訪れたのは、順番に、関東鉄道竜ケ崎線、同常総線、真岡鉄道、上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道という具合。比較的近いところにありながら訪れていなかったので、この機会にと思って。上信が仲間外れにされてますが、時間的に難しかったんです。また今度。
移動経路のGPSログを見てもらった方が手っ取り早いのでお見せしましょう。
5D4にはGPSが内蔵されているので、ログファイルからKMZファイルを作成し、Google Earthで表示させるとこのような画像を得ることができます。画像にGPS情報を付与するだけじゃないんですよ。スマホでもやろうと思えば出来そう。
カメラは5D4とキヤノンL1+Jupiter-8。フイルムはまずFP4+でスタート。
朝のJR常磐線に乗りJR龍ケ崎市駅で下車。ここから関東鉄道竜ヶ崎線が延びています。たった3駅、乗車時間にして7分しかない路線ですが、JR龍ケ崎市駅は市街地中心部からやや離れているので、東京へ出る人向けに通学需要があるわけですね。
ここの駅の名前はややこしくて、JR龍ケ崎市駅に併設されている関東鉄道の駅は佐貫駅という名前で、龍ケ崎市中心部にある関東鉄道竜ヶ崎線の終点は竜ヶ崎駅という名前になってます。JR佐貫駅はまた違う場所にあるし、どうしてこうなった。
往復したらまたJR常磐線へ。ひと駅戻って取手。
ここから北に延びているのが、関東鉄道常総線。ちょうどJR線の空白地帯を埋めるように、ここ取手と水戸線の下館(しもだて)を結んでいます。
途中駅の水海道(みつかいどう、初見じゃ読めない)までは通学需要から、ローカル私鉄とは思えない運行本数(7時台の取手方面は時間9本!)が設定されています。
集中する乗客を効率よく捌く鉄道の利点が現れてます。バスじゃこうはいきません。
我々は北上しているので、都内へ出る人たちを満載した列車とひっきりなしにすれ違います。
モノクロで撮るのが惜しくなるぐらいの晴天ですが、気にせず先へ進みます。
水海道から先は一気に本数が減り、さらに列車も1両から2両に。需要を反映してるんですかね。
下館に到着。この駅はJR水戸線、関東鉄道常総線、真岡鉄道線が交わる駅で、貨物扱いがあったころの名残をとどめる構内はがらんとしてます。この側線の多さは往時を偲ばせますね。
次は真岡鉄道。SLを運行していることでも知られていますが、この日はSLの運転日ではなく、沿線は静かなもの。
午前中なので空いてると思ってましたが、意外と混んでましたね。
終点茂木(もてぎ)での折り返しには乗らず、1時間待って次の折り返しに乗車。
列車後部のところに途中からずっと立ってました。いわゆる後面展望というやつ。
路盤が良くなくて結構揺れるんで、カメラをぶつけないようにするのが大変でした。
下館にまた戻ってきて、次は群馬へ行くべく、水戸線に乗り込みます。
西へ西へ!ということで、水戸線に乗り小山まで行き、さらに両毛線に乗り換え。
長くなってしまったので、このあと(上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道)は次の機会に回そうかと。
1か月っていうのもあるし、ちゃんと記事を分類しようかと考えてます。 大分雑になってしまってるので、後編はしっかり書きたいと思います。