初スキャン — Rollei RPX 25
思いのほかスキャンに時間がかかってしまったので、遅めの更新になりました。
スキャンからブログ用に縮小するのもひと苦労。10MB以下かつ、長辺が10000ピクセル以下。覚えた。
さて、スキャナーが届きました。キヤノンのCanoScan 8800F。
古い機種ですが機能は必要にして十分。ドライバーの対応はwindows 8.1どまりというアナウンスだけど、実はWindows 10でも使えちゃいます。互換性最高。
初スキャンするフイルムにはRollei RPX 25を選択。
透明ベースでスキャナーとの相性が良いというのもありますが、描写が素敵なので。
この解像力はすごい。ブレてる写真があるのが残念だけど、これは自分のせいだ。何せISO25だから。晴れの日か、さもなければ三脚必須。
現像は Perceptol 1+1 20℃ 10:00。このフイルムはかなり現像液を選ぶ。自家現像でないと力が引き出せないタイプだと思う。
レンズは基本35mm f1.4。木のところだけ105mm f2.5のはず。
スキャン後Lightroomに取り込んで、目立つゴミ消し、濃度調整、傾き調整してます。
いきなり何だと思ったかもしれませんが、あまりにスルスル巻き上がるものだから、本当に巻き上がってるのか不安になって裏ブタ開けちゃったんです。
この頃はまだ、装填時にたるみを取るのを習慣化していなかった関係で、クランクも回っていなくて…
最初の6、7枚は感光しちゃいました。反省。 かろうじて像が判別できるのが数枚。
言い訳すると、フイルム給送が滑らかなフイルムと、ゴリゴリするフイルムがあるんですよね。今までにないレベルで軽いから、これはスベってるんじゃないかと思ったわけ。
このRPX 25をはじめ、Rollei ブランドのフイルムは滑らかなイメージ。逆に、PROVIAなんかは巻き上げレバーが重くなる印象。
きちんと巻き上がっているフイルムを見て絶望しましたが、気を取り直して撮ります。
35mmf1.4 は開放でもう少し柔らかい描写をするけど、フイルムが高コントラストなのが影響して画が締まっている感じ。この3猿はぜひプリントしたい。
別の日、無性に木が撮りたくなって公園へ。
35mmf1.4 は黄変しているから、勝手にイエローフィルターを掛けたみたいに写る。
ファインダーで分かるほど色が違う。次から105mm。
また別の日。浅草へ。 全く人がいない時期を過ぎた頃。
次このフイルムを使うときはガッチリ固定して撮ろう。ブレが悔しすぎる。
スキャンはけっこう時間使うので、少しづつ進めて、こうして公開していければなと。できればフイルムごとじゃなくて、内容ごとに紹介したいと思いつつ。
オマケ。