20210208—写真の整理
写真の整理に半日かかってますがまだ終わる気配はなし。
撮った写真は、JPG変換したものを年別に放り込んでますが、これは一つのフォルダにすると枚数が多くなりすぎて不便だからというもので、項目別に分けたことはなかったんですよね。せいぜい選んでflickrで見るぐらい。
私の基準だとJPGで書き出す写真イコール作品として見てられるレベルの写真、というわけではないので、そこから選別が必要になります。1年あたり約1,500枚あるところからざっと見て選び、タグ付け用のフォルダにプールする…という作業を繰り返してる。進捗60%ほど。
フイルムの方も135は殆どデジタル化が終わったので、選んでコピーしておきました。こっちは全部で1,500枚ぐらい。この後ブローニーが増えるけど、12枚撮り×20本=240枚とそんなに多くないのでもう枠組みを作ってしまっていいだろうという判断。
画像ファイルそのものを移動させたりコピーしたりするよりも、タグ付けしてその都度検索すればいいじゃんって考えてます。いくつかのカテゴリーにまたがる写真は当然ありますから。ただ、Windowsってタグ付けに向いてなさそうなんですよね。結構長い作業になる予感。
今やってる作業は、外部のサービスを使う前の準備というか、下ごしらえに似た作業なので、何かソフトをインストールしてくるという選択肢はなさげ。Windowsも数あるツールの1つですし、この辺り思考が硬直化してるかも。まあ結局やる作業はどのソフトでも変わらないと思います。選ぶのは人間にしかできませんし。付けるタグの選択肢を提示するぐらいならやれそうですが。
プロパティが飛んだ時のこと(絶対にないとは言えない)を考えて、定期的にバックアップしておく必要はありそう。もう一回選べって言われたら投げたくなりますから。
いまflickrに上げている写真は、1,000枚の制限の中で無理やり捻りだした写真なので、PRO取得後は再編したいと思ってます。整理が楽になるのでアナログとデジタルでアカウント分けるか?とか思ったけど、2重に支払いをすることになるのでそれはちょっとなあ。
このブログもそうなってますが、ターゲットを絞り切れないと中途半端なコンテンツをお届けすることになります。それを中途半端と見るか、知らない分野との出会いと見るかは人それぞれだと思います。実はあんまり記事のカテゴリーを分けたくない理由もここにあったり。
プール用フォルダが何枚に膨れ上がるか楽しみですが、タグ付け時に処理落ちしないことを祈っておきましょう。無理そうだったら細切れにするしかないね。
撮った写真をどう分類するか。雑食系?フォトグラファーにとっては永遠の課題なんじゃないでしょうか。
関東北部私鉄めぐり②
前回からの続き。①はこちらから。
関東鉄道と真岡鉄道に乗り、西進すべく水戸線・両毛線に乗ったところまで書きました。今回はその後の話。
フイルムをILFORD DELTA 400に詰め替え。良く晴れていたのでISO200に減感して使ったんですが、その後の夜の撮影を考えるとボックススピードで良かったかなと後悔中。
ID-11 1+3 22℃ 18:00で現像。
・14:02 小山→JR両毛線 高崎行→15:32 前橋
両毛線は駅間が長く線形も良いので評定速度は速いはず…なんですが、いかんせん移動距離が長いのでかなり時間を食います。
光がおいしい時間帯を浪費するのも避けたいですし、211系のロングシートで1時間半耐えるのも疲れますが、まあ仕方ないと。少し前までは115系が活躍していて、あのクロスシートならいくらでも乗ってられたのになあ。
この両毛線で前橋まで行っちゃいます。勘のいい方は気づいたかもしれませんが、上毛電気鉄道線に乗り継ぐなら、桐生で降りて少し歩き西桐生から乗ってしまえばいいので、前橋まで行く必要はないように思えます。
ただ、この後に乗りたいわたらせ渓谷鐵道との接続を考えると、桐生を起点に上毛電気鉄道を往復するのは非効率だ、という結論になりました。わ鐵の運行本数は少ないので、計画を練るときは大分苦労しましたね。
両毛線に乗ったまま桐生を過ぎて前橋まで行き、そこから上毛電気鉄道線に乗り、桐生方面に戻ってくるという寸法です。
15:32、前橋駅に到着。上毛電鉄の前橋駅は中央前橋駅という名前で、JRの前橋駅からは1km強離れた場所にあります。そして乗り継ぎ時間は13分。強行軍だなあ。
とりあえず走ります。カメラ2台持ってる上に運動不足なので肩で息をしながら中央前橋駅に到着。なんとか間に合ったようです。実はこの乗り換えダッシュ、もう一回やります。
よくよく写真を見ると、ホーム上屋の形が面白いですね。そこまで見てる暇なかった。
・15:45 中央前橋→上毛電気鉄道線 西桐生行→16:37 西桐生
説明が遅くなりましたが、上毛電気鉄道線は中央前橋駅と西桐生駅を結ぶ路線。路線の両端がJRとの接続駅ではないというのは珍しいかな。東武との結びつきが強いエリアというのもあるかもしれません。
ゼイゼイ言いながら切符を購入し、西桐生行きに乗り込みます。車両は元京王の3000系。たぶん。
ここも通勤・通学需要がメインみたいです。自転車持込OKで、何人か持ち込んでました。これも狙ってやったことですが、日没のタイミングをここの乗車時間に合わせてあるんです。平野部なので最後の最後まで低い太陽の光が差し込みます。うまく表現するウデがありませんが、車内が黄金色に染まり綺麗でした。
西桐生駅に着いたら高校生がたくさん。下校時刻と被ってたんでしょうか。しかも改築中?だったみたいで仮通路を通ることになりました。ここの駅舎はよく知られてますね。関東の駅百選にも選ばれてます。ぱっと見は敷石の交換をやってるように見えましたが、何やってたんだろう。
さて、ここからも走ります。これから乗るわ鐵はJR桐生駅から発車します(ホームを間借りしてます)が、西桐生駅はJR桐生駅からは少し離れてるんですね。駅舎の写真をゆっくり撮りたかったんですがそれも叶わず。工事中だったから諦めもつくね。
前橋ー中央前橋と違ってこちらは650mほどと近めですが、今度はさっきより短い8分乗り換えです。もう無茶。なんとかここでも間に合いました。これがわ鐵を往復できる最後の列車なので、乗り遅れたら諦めて帰るしかないです。まだ17時前なのに、恐るべしわ鐵。2時間後に終点間藤行きはありますが、これは桐生まで帰ってこないんですわ。
この時間に余裕のない行程を見越して、わたらせ渓谷鐵道のフリー切符は事前に購入しておきました。手数料は随分取られますが、東武トップツアーズなどの代理店で買えます。ただデザインが無味乾燥なものになってしまったので、わ鐵オリジナルデザインのものが欲しい場合は、現地で購入したほうがいいと思います。
・16:46 桐生→わたらせ渓谷鐵道線 間藤行→18:11 間藤
桐生駅の高架ホームを上がると、アイドリングして待ってました。
車両には「あかがねⅢ」のヘッドマークが。「あかがね」とは銅のことで、沿線にある足尾銅山との関連でしょうね。10円玉をイメージすると黒っぽいような気がしますが、そこまで酸化されてない銅は赤みを帯びてます。
ヘッドマークにもあしらわれているウサギのマークが側面にもあって、チョコレート色の車体にアクセントをつけています。外板はちょっとくたびれてますね。2両編成。わ89-313+わ89-314。
何も予備知識なしで乗りました。外装からして自社発注っぽいですよね。中は半分ロングシート、半分クロスシートとよくある形態ですが、なんだか見慣れない。
クロスシートの方に座りましたが、座り心地の良い座席で、往復3時間を快適に過ごせました。我々以外の乗客は高校生のみで、クロスシートの部分しか埋まらない(つまり1両当たり3、4組しかいない)状態で桐生を発車。当然下車する一方なので、どんどん人が減っていきます。ピークは1本前だったのかな。紅葉はもう終わってますし?
車窓は始終真っ暗なので暇です。終点間藤(まとう)の1駅前、足尾を最後に乗客は我々だけになりました。
18:11、間藤着。ここは県境をまたいで栃木県。
本当に真っ暗なので駅の付近から離れると危険です。折り返しも10分ですし、その間にホームでパチパチ写真を撮ります。山あいの駅なので本当に寒いです。しかし、寒さを感じないほど、暗闇の中にたたずむ2両の気動車は美しかったと言っておきましょう。
列車と駅舎から漏れる光だけが頼り。暗すぎてファインダーは使い物にならず、ずっとライブビューで撮ってました。
・18:21 間藤→わたらせ渓谷鐵道線 桐生行→19:37 相生
間藤から折り返します。特筆すべきこともなく時が過ぎて、19:37相生(あいおい)着。相生駅は、わたらせ渓谷鐵道線と東武桐生線の接続駅。
桐生まで戻ると東武線には乗れないのです。桐生周辺では4つの鉄道線が入り乱れているのに、それらが一堂に会するターミナル駅はありません。建設年代がずれていたり、仲違いしてたりしたんでしょうか。下の地図を見てもらえると、その無秩序さがわかるのではないかと。
相生駅の大きな跨線橋から乗ってきたわ鐵の列車を撮ります。数分停車ですが、停車中は消灯していて発車直前に点灯したので随分焦りました。何気にベストショットかも。
・20:00 相生→特急りょうもう52号 浅草行→ 21:55 浅草
東武特急りょうもうで一気に帰京します。上り最終のりょうもう。
わたらせ渓谷鐵道のダイヤは当然接続を考慮してますが、うまく行程をまとめられて良かった。200型も先が見えている?ので今のうちに乗っておきたかったし。乗るのは初めてです。始発の赤城(相生から1駅)から乗りたかったんですが、桐生線の本数が少なすぎて無理でした。
相生ではガラガラだったものの、途中でそこそこ乗ってきました。それでも6両編成なので空いてましたね。速度を出すのは羽生ぐらいからなのでそんなに早い印象はなく、乗り継ぎなしで帰れることに価値を見出す感じ。快適快適。
私鉄ばかり乗っているので結構費用は掛かりましたが、乗ったことのない私鉄に色々乗れて楽しかったですね。今回残した上信もいつか行きたいなと思いつつ。
20210206
プログラミングの勉強と在宅バイトで1日が終わりかけてます。これでいいのか。
東大古典の添削をしてるんですが(ここまでは言っていいと思う)、これが結構時間かかります。古典は得意っていうかもう本文を鑑賞してから問題を解く感じですが、国語の過去問はそこまで解いていないのでまず解かなきゃいかんし。最後まで頑張って欲しいものです。
いま「大衆の反逆」(オルテガ・イ・ガセット著、佐々木孝訳、岩波文庫、2020)を読んでます。まだ序とあとがきしか読んでませんが、早くも面白そうな予感がする。この前撮影地で接近に気づかなかったのはコレのせいだ。
あと、「哲学入門」(戸田山和久、ちくま新書、2014)。高校上がったぐらいから読んでて何周したかわかんないですが、何回読んでも頷きすぎて首取れそうになります。私はガチガチの科学脳(禁書風)なので、合わない人は合わないかもしれぬ。
漱石とトルストイの積ん読が3年ぐらい放置されてるのと、緋アリとマルドゥック・スクランブルの新刊は買ってから1年が経とうとしてます。やべえ。この春休み中にできるだけ消化したいなあ。1956年の時刻表もあったな。特別急行「燕」の時代。
全然違う話ですが、過去の負債が重すぎるので天鳳のアカウントを作り直しました。4、5年は使ってますが、600本打って平均収支−2ptはダメすぎるやろと。真面目にやることにします。あ、天鳳っていうのはオンライン麻雀対戦サービスのこと。
ネット対局とリアル対局の違いはもう語り尽くされているので書きませんが、やっぱり記録は励みになりますからね。
明日は写真多めにしようと思います。色々お待たせしてすみません。
20210205ーPトップ充当の高崎操工臨
タイトルそのまんまですね。行ってきました。
工臨自体久々です。定尺はもう十分で、砕石の方に心が向いてる。
Pトップはロクに撮っていません。入換や停車中に撮った記憶はあっても、本線走行は初めてかもってレベル。
この時期の積車は順光になる場所が限られますが、定番は外したかったので南越谷ー東川口間へ。
障害物色々あるし草も伸びてる。まあ、撮れればいいでしょってことで。目線を上げたかったけど列車で隠したい奥の建物が見えちゃうので断念。
チキの長さを見誤ってたせいで、遠くに見えてから焦りましたが、なんとか。確認したら引いて短チキ撮るのって1年ぶり。その時は俯瞰だったから長さとかほぼ気にしなかったね。
間違えてワンショットAFに切り替えてたお陰でピントが抜け気味だけど、拡大しなければバレないバレない。最近広角ばっかり使ってたせいで絞ればパンフォーカスという錯覚に陥ってました。2Lまで耐えればいいんです(投げやり)
詰めが甘すぎますが、なんとか見れる写真になってて良かった。冬晴れの青空に、国鉄直流機の青。
少し残ってPF2050の8685レまで粘ってました。が、本読んでたら移動しそびれて撃沈。
何やってんだか。日陰は寒いから日なたにいようと思ったんです。ハイ。
もったいない事したなあ。締まらないので相当前に撮ったのを貼ります。
20210204
BBC World Service を自室で流しっぱなしにしてます。
1時間ごとにニュースを挟む形でトピックが変わり、西欧目線なのとお堅い話が多いものの、日本メディアがなかなか報道しない話題も登場するので、勉強になるというか参考になるというか。
ラジオの魅力再発見と言う感じです。聞き流して、興味が湧いたら聞けばいいですし。各日本語ニュースのオンデマンド再生とか、気になってます。時間通りに聞けるとは限らないですし、時間が被ると同時には聞けないので。
テレビは視覚&聴覚を取られるのであんまり。災害時と紅白以外、ほぼテレビ観ないで育ったというのもあるかもしれませんが、時間の有効活用にはなりにくいと思ってます。
作業BGMとして、気象通報や深夜ラジオを聞いてた頃もありました。
〇〇では、××の風△メートル、…って続くやつ。
私の高校では、地学の授業の中で天気図の作成を実施しました(用紙を配布して、気象通報の音声を聞いて書き取る)が、これは一般的なのかなあ。
年配の方で、登山や漁業をする人はできそう。今はネットで天気図を見れちゃうから必要ないかもしれませんね。ハバロフスクとか、聞き慣れない地名もそれで覚えました。
写真は撮ってますが、CFに入れっぱなしだったり、現像してないので何とも…。スキャンが進めばね。Flickr PRO は3月になる気がしてます。
明日は鉄するかもしれませんが、中学入試日程の関係で休みになっている中高が多そうなので、混乱怖さで行かないかも。罵声大会がトップニュースになるようじゃダメです。ほんとに。
20210203—機種変
機種変更しました。
厳密には機種変更というよりは、並行して使っていた携帯電話を1つにまとめた、という方が正しいのだけど。
https://www.flickr.com/photos/168741017@N06/49848227948
iPhone SE(第1世代)と Galaxy A7 を同時に使ってて、電話番号も2つある状態にしてました。2年縛りが切れるこのタイミングで、メインを SE から A7 に移しました。
実は1年ほど前から2台体制だったんですが、A7 はポケットWi-Fi的な運用にとどまり、小さくて使いやすいし慣れてるからってことで SE を使ってました。
そんなわけで A7 は、ほぼバニラのまま。必要なアプリを揃え、できるだけホーム画面のアプリ配置を同じにするなどセットアップを行いました。クラウドが普及してるおかげで楽に済みます。しかしAndroidのUIには慣れないですねえ。
電話番号に紐づいているサービスって時代遅れな気がしてるんですが、LINEとWeChatは該当するので、渋々それらも色々設定を。
LINEに関しては、OS変更するとトーク履歴を引き継げないとされてますが、一か八かでやってみたところ、iPad版の方でログインしたままにすると解決できました。今までのトークを見たい場合はiPadを見ればOK。もちろんiPad版を使い始めた時点からしか残ってませんが、それで十分。試すなら自己責任でお願いします。
https://www.flickr.com/photos/168741017@N06/49862102607
SE は Y!mobile 回線で 2GB/2,980円/月でした。
今の使い方からすると、全然足りません。
A7 は楽天モバイル回線(RAKUTEN-UNLIMIT)で 通信量無制限/2,980円/月。
1日で数GBは使うので、こっちにするよね。Youtube見てるわけじゃないですよ。
大都市から離れることもあまりなく、店頭サービスやサポートもいらないですし。自分で対応できますって。サービスエリア外ではau帯域で5GBまで使えるのでこれで耐えるし、何ならWi-Fi捕まえればいい話。
各社からいろんなプランが出てますが、自分のニーズに合ったものを選び出せる人ってどれくらいいるんでしょうね。この間、「デバイスの記憶容量」と「通信量の上限」を混同している人がいて心底驚きました。同じ単位GBで表されるけどさあ。心配になります。
この大きさのiPhoneは、5SからSEと使ってきました。このサイズはもう無いでしょうから、大事に使ってあげたいものです。むやみに画面を大きくすると、iPadやPCとの使い分けができなくなるもので。
ILFORD HP5+ ID-11 1+3 20℃ 20:00で。
なんだかFlickr貼り付けが上手くいってないんですよね。明日までには解決したいな。
20210202
今日は節分らしいですね。何も節分らしいことしてません。する気もないですし。
日付がズレるというのは、暦は人間が勝手に決めた区切りということを如実に表してますね。春分の日や秋分の日がたまにズレるのと同じ。
西暦(グレゴリオ暦)が浸透していますが、この国の暦を使えば令和3年ですし、他国の暦によっては全然違うことも。ヒジュラ歴とかはよく知られてるんでしょうか。
観測から1年を決めることもできますが、非常に正確な時計を使えば、このズレもわかってしまいます。世界中のデバイスで時計をきっちり合わせることの困難さと工夫とか、調べると面白いです(GPSには衛星が何台必要か問題など)。
何を定数とするかは、どこまで厳密に議論したいかで変わってきますから、これで問題は起こりません。
突き詰めればこの世界に定数なんて無さそうですし、変わらないように見えるものだって、反応速度が無限に遅いという解釈にたどりつきます。
さらに言うと、1月1日と12月31日を区切るのも天下り的だなぁって思っちゃいます。古代社会では農耕のサイクルを1年とし、1年が2年に数えられていたという学説もありますし。明治5年の暦切り替え時に、13月を消し飛ばした話もありますね。
今日は、普段あたりまえだと思っているものを、相対化する機会なのかな。
暦を始め、多様な単位、言語があっていいと思います。むやみに統一すると、失われる視点があるはずだから。実は、フイルム感度も万国共通とは限らないんですよ。